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2026.06.17
【コラム】2026年 労働保険の年度更新|ミスを防ぐチェックリストと準備の手順

 こんにちは!さいたま経理代行センターです。

 「労働保険の年度更新の準備が終わっていない」「毎年ギリギリで焦ってしまう」「賃金集計にミスがないか不安」このような悩みを抱えている経理担当者の方は多いです。特に6月〜7月は労働保険の年度更新が集中するため、準備不足の企業では大きな負担となります。この記事では、2026年 労働保険の年度更新に向けて、事前準備のポイント、チェックリスト、よくあるミス、経理代行を活用するメリットまで詳しく解説します。年度更新でミスを防ぎたい企業様や、経理業務の外注化を検討している企業様はぜひ最後まで読んでみてください!

 

労働保険の年度更新とは?

 労働保険の年度更新は、毎年必ず対応が必要な重要業務です。労働保険の年度更新を正しく理解することで、経理ミスを防ぐことができます。

労働保険の年度更新のスケジュール(2026年)

 労働保険の年度更新は、2026年も例年通り6月初旬から7月10日までに申告と納付を行います。
 そのため、経理担当者は5月末までに賃金集計を完了させる必要があります。準備が遅れると、短期間で作業が集中し、ミスの原因となります。早期対応が重要です。

労働保険の年度更新の対象事業者

 従業員を1人でも雇用している企業は対象となります。
 アルバイトやパートも対象に含まれます。個人事業主でも従業員がいる場合は対象です。対象の理解不足により申告漏れが発生するケースがあるため注意が必要です。

 

年度更新の全体フロー

2026年 労働保険の年度更新の流れ
STEP 1
賃金データの集計
給与・賞与・各種手当を確認
STEP 2
対象者の判定
雇用保険の対象漏れを確認
STEP 3
保険料の算出
最新の保険料率で計算
STEP 4
申告書の作成
内容を確認して記入
STEP 5
提出・納付
期限内に申告して完了
ポイント: 労働保険の年度更新は、賃金集計・対象者判定・保険料計算でミスが起こりやすい業務です。
6月直前に慌てないためには、4月〜5月の準備が重要です。

 

直前で確認すべき10項目

【チェックリスト】年度更新前に確認したい項目
  • ① 賃金台帳と給与データに差異がないか確認する
  • ② 賞与・通勤手当・残業手当の集計漏れがないか確認する
  • ③ アルバイト・パートの雇用保険対象者を正しく判定する
  • ④ 年度途中の入社・退社の処理が完了しているか確認する
  • ⑤ 外注費と給与の区分に誤りがないか見直す
  • ⑥ 役員報酬を賃金に含めていないか確認する
  • ⑦ 最新の保険料率で計算しているか確認する
  • ⑧ 前年の申告内容と比べて大きな差異がないか確認する
  • ⑨ 申告期限と納付期限を社内で共有しているか確認する
  • ⑩ 提出前にダブルチェックできる体制を整える
チェックのコツ: 労働保険の年度更新は、賃金集計漏れ対象者判定ミスが特に多いです。
提出直前にまとめて確認するのではなく、4月〜5月の段階で順番に整理すると、経理ミスの防止につながります。

ここまでのコラムの内容について、さらに詳しく質問したい方はこちらから。

 

経理で起こりやすいミスと対策

 労働保険の年度更新では同じミスが繰り返されています。事例を理解することで防止が可能です。

賃金集計漏れによるミス

 賃金集計漏れは、労働保険の年度更新において最も多いミスです。原因は、賞与や通勤手当、残業手当の計上漏れです。
 例えば、年2回の賞与を支給している企業では、1回分の賞与が集計から漏れてしまい、年間で100万円以上の差異が発生したケースがあります。このようなミスは、給与データと賃金台帳が連動していない場合に発生しやすいです。
 対策として、給与ソフトと賃金台帳の突合を必ず実施します。さらに、担当者とは別の第三者によるダブルチェック体制を構築することで、ミスの発見率が大きく向上します。月次で賃金データを整理しておくことも有効です。

雇用保険対象者の判定ミス

 雇用保険の対象者判定ミスも非常に多いミスです。特にアルバイトやパートの扱いで判断を誤るケースが多く見られます。
 雇用保険は、週20時間以上勤務かつ31日以上の雇用見込みがある場合に対象となります。この条件を満たしているにもかかわらず、対象外として処理してしまうケースがあります。実務では、勤務時間の変動により判断が曖昧になることが原因です。
 対策として、勤怠データをもとに週平均の労働時間を確認します。さらに、入社時点で対象判定を行い、変更があれば都度見直す運用が重要です。判断基準を社内で統一することで、ミスを防止できます。

 

よくある質問

 Q. 賞与は年度更新の対象になりますか?
 A. 賞与は賃金として対象になります。賞与の計上漏れは非常に多いため注意が必要です。特に年2回支給の企業では見落としが発生しやすいです。

   Q. 外注費は対象になりますか?
   A. 外注費は原則対象外ですが、実態が雇用契約であれば対象になります。契約内容の確認が必要です。税務調査でも確認されるポイントです。

 Q. 小規模企業でも対応は必要ですか?
 A. 従業員が1人でもいれば必要です。

 

経理代行を活用するメリット

ミス防止と安心対応

 経理代行を活用する最大のメリットは、ミスの防止です。
 労働保険の年度更新は法改正や保険料率の変更があるため、最新情報への対応が必要です。専門家が対応することで、賃金集計や対象者判定の精度が向上します。さらに、第三者チェックが入ることで見落としを防ぐことができます。結果として、修正申告や追加納付のリスクを大幅に減らすことが可能です。

業務効率化とコスト削減

 労働保険の年度更新は、6月から7月にかけて短期間で集中する業務です。
 経理担当者の負担が急増し、残業時間が増える原因となります。経理代行を活用することで、賃金集計や申告書作成の業務を外部に任せることができます。その結果、経理担当者は本来の業務に集中できるようになります。特に経理担当者が1人の企業や、給与計算が属人化している企業では、外注による効果が大きくなります。業務の安定化という観点でも有効な選択です。

 

まとめ

 労働保険の年度更新は、「直前対応」で乗り切る業務ではありません。事前準備ができているかどうかで、作業時間もミスのリスクも大きく変わります。もし今、「まだ準備できていない」「何から手を付ければいいか分からない」と感じている場合でも大丈夫です。今のタイミングで一つずつ整理していくことで、十分に間に合います。「来年は余裕を持って終わらせたい」と思った今が、一番の改善のチャンスです。ぜひ今回の内容を参考に、早めの準備と体制づくりを進めてみてください。

 さいたま経理代行センターでは、記帳代行サービスはもちろんのこと、給与計算代行、年末調整等の関連業務を含む給与計算業務に係るトータルサポートを承っております。社会保険料、源泉徴収税の控除を含む給与計算から、給与明細の発行、給与振込まで各種代行業務や、クラウド給与・勤怠ソフト導入のご提案などもさせていただいております。気になる方は是非、お気軽にご連絡下さい。

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